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レントゲン検査|メインビジュアル
レントゲン検査
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レントゲン検査とは?

レントゲン検査とは、目に見えないエックス線という電磁放射線の一種を体の一部にあて、エックス線を体の後ろ側にある感光板に焼き付けるものです。
皮膚や筋肉など組織の密度が比較的低い部分はエックス線が透過するため感光板が黒くなりますが、骨のように組織の密度が比較的高い部分は感光板にエックス線が届かないので白く写ります。
そのため骨折や骨の病気を調べるのに非常に有効な検査なのです。

創傷治療におけるレントゲン検査・・・1.骨髄炎

MRI検査の項で詳しく紹介していますが、深い創傷があると心配なものに骨髄炎があります。
骨髄炎が悪化すると、骨融解といって、骨がぼろぼろと崩れてしまう症状が起きることがありますから、
レントゲン検査をして骨融解の場所を見つけ、崩れてしまった骨を取り去る手術が必要です。

創傷治療におけるレントゲン検査・・・2.シャルコー足

シャルコー・マリー・トゥース病(通称・シャルコー足)とは、主に下肢や足の神経や筋肉に障害を起こす遺伝的な病気で、足の変形を起こすことがあります。足が変形すると、出っ張った部分に圧がかかって治りにくい創傷ができてしまいます。
この場合もレントゲン検査をして変形の様子を調べ、除圧などで傷の部分があたらないようにしたり傷ができないようにする必要があります。