糖尿病 潰瘍 足

装具、インソールの着用|メインビジュアル
装具、インソールの着用
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糖尿病用靴

糖尿病の方は軽い靴ずれや、うおの目、タコ(胼胝)などでも治らない創傷に発展することがよくあります。
特に足に神経障害などがあると、傷ができたことも気づかないまま傷がどんどん大きくなるおそれもあります。
ですから、糖尿病のある方には、糖尿病用靴という専門の靴が大変有効です。
糖尿病用靴は爪先部分が高くなっており、足指変形(ハンマートウなど)や、足指に傷ができたことのある人、できやすい人の足にも対応しています。
糖尿病用靴の中には、オーダーメードで特注したインソールを入れます。 クッション性があり、足を衝撃と外傷から守ります。
このインソールは、足にあたる部分から底に向かって
  1. プラスタゾート
  2. PPT(ポリプロピレンテフタレート)樹脂
  3. EVA(エチレン-酢酸ビニル共重合)樹脂
の3層構造になっています。
インソールには、リウマチ、足の手術などで変形がある場合、特注で詰め物をつけることもあります。

手術後の装具

足の手術をした直後や、足の底に傷がある場合などは、その部分が地面についたり、どこかにあたったりすることが決してないように、装具を着用する必要があります。
少しあたっただけで傷が治らない場合もありますから、除圧のために装具をつけることはとても大切です。
装具には様々な種類があり、下記はその一例です。

オーソティクス

オーソティクスとは、生体力学(バイオメカニクス)をもとに足の専門医により開発された足の補正用インソール(足底板)のことで、それぞれの足に適した形状のインソールを使用することで、足元から体が正常に機能するように補正する働きがあります。