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米国におけるオーソティクスの現状|メインビジュアル
米国におけるオーソティクスの現状

米国におけるオーソティクスの現状

米国では処方箋なしで買えるオーソティクスはドラッグストアのフットケア売り場、スポーツ用品店の靴売り場で主に販売されている。 踵に痛みがある人、足の裏に痛みがある人、スポーツのパフォーマンス効果を高めることを目標とする人などが主な購買者である。主な販売元は
Dr. Scholl’s, Langer, Spenco, Powerstep, Superfeetなどである。
米国においてオーダーメードのオーソティクスの処方箋を書ける物は足病外科医と一般医であるが、一般医は足の分野には精通していないため、足病外科医、または整形外科医が処方箋を書くことが多い。
処方箋の内容は糖尿病患者の足の保護目的のオーソティクスの製作内容の精細な指示を含む。
保護目的のオーソティクスは3層になっており、素材はプラスタゾート(表層:足に当たる部分)、Lynco(中間層)、EVA(底層)などであることが多い。足趾の切断歴、中足の切断歴のある患者には切断された部分にプラスタゾートの詰め物が入るように処方する。
足の裏や足趾先に胼胝ができたり、創傷歴がある患者には、足の圧が高い部分を少しオーソティクスが薄くなるように細工をするように処方をする。このタイプのオーソティクスは糖尿病靴と共に米国の高齢者向けの保険(メディケアで)で支払われる。
糖尿病患者以外にもオーソティクスの適応患者はたくさんいる。足底筋膜炎のある患者、外反母趾のある患者、外反母趾の術後で外反母趾再発予防を望む患者、偏平足の痛みがある患者、スポーツのパフォーマンス向上を目指す人にはよくオーダーメードのオーソティクスが作られる。素材はプラスチックまたはカーボンで、その上にトップカバーとしてEVAやスペンコの素材を使うことが多い。オーダーメードのオーソティクスは足病外科医だけがオーソティクスの製作工場にオーダーできるものではなく、整形外科医、理学療法士などもオーダーができる。
注:米国ではオーソティクスとインソールは同義で使われることが多い。
保護目的のオーソティクス例
オーダーメードのオーソティクス例 ミレニア3DOシステムにより作製
株式会社ミレニアへのリンク: http://www.millennia-corporation.jp/insole/index.html