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The Symposium on Advanced Wound Care Fall 2010|メインビジュアル
The Symposium on Advanced Wound Care Fall 2010

The Symposium on Advanced Wound Care Fall 2010

毎年春・秋の2回開催される米国最大の創傷ケアの学会で、創傷ケアの最新技術、被覆剤などの情報を入手することができます。
今回は2010年秋に訪れた時の記録をご紹介します。最新の開催日に関しては
http://www.footcarenow.org/hot_topics/hot5.htmをご参照ください。
2010年9月23日から25日カリフォルニア州アナハイムにて開催されたSAWC FALLにいってまいりました。

KCI新製品
持続陰圧吸引の製品は、1年前の学会では、10社以上から製品がでていましたが、今回はわずか5社に減っていました。
売れない会社の製品は、自然淘汰された可能性があります。ケーシーアイ日本法人のVACとして日本市場にも進出をはたしたKCIの最新の製品としては、術後縫合部の浮腫が予想される場合に使う製品が紹介されていました。吸引ポンプ部分は使い捨てで、吸引部の皮膚にあたる部分にメッシュがかかっており、125mmHgで吸引し、3日おきに吸引分のスポンジを交換します。

粉からシートに変化後
被覆材は、ありとあらゆる種類がでていますが、創傷の上にのせるシートではなく、粉が創傷の上にのるとシート状に変化する高親水性のポリマーがありました。この利点は、創傷のでこぼこ部分にもぴったりとくっつくということです。
シルバーが含まれる被覆材もさらに増えていました。被覆材を作っている会社の製品のうち、必ず1つはシルバーを含む製品があるというほどの勢いでした。
被覆材の形にも工夫が凝らされています。体の部位にフィットするようにカットされています。
学会への参加にご興味のある方には参加のお手伝いをさせていただきます。
株式会社ミレニアhttp://www.millennia-corporation.jp/までお問い合わせください。